糖質制限は体に良くない?メリット、デメリットを解説します♪
ダイエットをすると心に決めた際にあなたは一番に何をしますか?近年、糖質制限ダイエットがブームとなっており、「糖質制限をすれば簡単に痩せる」というイメージがついてしまっていないでしょうか。今回はその糖質制限のメリット、デメリットについてお話ししていきます。
1.そもそも糖質制限ダイエットってどんなことをするの?
糖質制限ダイエットは、名前の通り摂取する食べ物の中から糖質を制限していくダイエットです。
ご飯や、パン、麺はもちろん、サツマイモ、ジャガイモ、カボチャも制限するダイエットです。控えるべき食材を覚えておけば簡単に普段の食事から制限することができるので簡単に実施できることで人気のダイエット方です。
2.糖質制限ダイエットで痩せるメカニズムは?
糖質は摂取すると血糖値があがり、膵臓からインスリンというホルモンを分泌させ血糖値を下げようとします。
特に、血糖値の上昇が急であればあるほどインスリンは大量に分泌され、糖質は脂肪として蓄えられます。
その糖質を制限する事でダイエットが可能になるというものです。
さらに、糖質は血中にあれば運動した際にその糖質の分解が優先されます。脂肪を分解するより先に消費されるので、血中に糖質がない状態でんどうする事で、脂肪に直接アプローチでき、ダイエットがよりスムーズに行くと言われています。
3.糖質制限ダイエットのメリット
3.1簡単
制限するのは主にカロリーではなく糖質になることから、制限すべき糖質を避ければ良いですし、外食もものを選べば比較的楽しみやすいのが糖質制限の特徴ですね。
居酒屋にいけば、焼き鳥やお刺身を食べれば問題ないので外食に誘われても快く行けるのも糖質制限のメリットではないでしょうか。
3.2体重が減りやすい
糖質制限を初めて3日ほど経つと、体重が減っている事がよくあります。大体の場合水分になりますが、この水分量でも最初のスタートで体重が減っていると「これからも続けてみよう!」というモチベーションになります。
3.3カロリー制限に比べて食べられるものが多い
糖質制限ダイエットでも、暴飲暴食は厳禁ですが、カロリー制限ダイエットに比べて食べられるものが多いです。
例えば、お肉や魚などは基本的に糖質がほぼないため、食べても問題ありません。
お酒もハイボールなどの蒸留酒は良いとされています。
脂質は過度に制限しなくてもよいので、ある程度食べられます。そのため、空腹感を感じにくい点もメリットにはなるでしょう。
4.糖質制限ダイエットのデメリット
ここまで糖質制限ダイエットの仕組みやデメリットをお話ししてきましたが、実はデメリットも多いのが糖質制限です。
4.1集中ができなくなる
脳はブドウ糖をエネルギー源としていますので、糖質を摂取しなくなる事で、脳が働きにくくなり仕事や勉強に集中しにくくなります。脳が上手く働かなくなり、仕事に集中できなくなってまで糖質制限ダイエットをする必要があるのかよく考えるべきですね。
4.2リバウンドのリスク
2.でお話ししたように、活動時や運動時に直接脂肪から燃えやすいとお話ししましたが、実は筋肉も分解されやすくなります。
筋肉は基礎代謝の20%以上を占めているので、糖質制限で痩せたとしても、結局普通の食事に戻してしまうとリバウンドしやすく、結局ダイエット前より太ってしまったという方も多くいます。
また、世の中には糖質が主食のものがほとんどです。糖質を抜いてまた普通の食事に戻した時には代謝が落ちているのでリバウンドしやすくなります。
4.3便秘のリスク
糖質制限の敵となる穀物は食物繊維や水分を多く含みますが、これを抜いてしまうと便秘になりやすくなります。さらに、肉などのタンパク質が多すぎると腸内環境も乱れやすくなります。
4.4体臭のリスク
糖質制限ダイエットはケトン体という直接脂肪を燃焼しやすい状態になりますが、その状態になったときにケトン臭と言って独特の匂いを放ちます。これは口からも臭うことがあるようで、周りに気を使わせるかもしれません。
4.5太る可能性も
「糖質さえ制限すれば痩せる」と言って、たくさん油や高カロリーのものを摂取していては逆に太ってしまうことも考えられます。
ダイエットは基本的には消費カロリーが摂取カロリーよりも上回ることが条件になるので、糖質を抜くことだけで痩せられるというのは少し間違っているかもしれません。
5.まとめ
いかがでしたか?巷には様々なダイエットがあるますが、何でも「○○ダイエット」というものは、ダイエットが終わった後の普通の食事でリバウンドしやすくなります。また、制限は心への負担が大きいため、食習慣を改善していくようにダイエットをする方が、ダイエット後のリバウンドリスクを避けることができます。